今、考える時！老後をどう生きるか・・・現実は

少子高齢化が唱えられるようになってから
随分と経ちますね。

最近、伝わってきていることは
６５歳以上の人口は減ってきてはいるものの
８０歳以上の高齢者占める割合は増えてきていると・・・

よく健康寿命という言葉を耳にしますが
実はそうではない方が多いのも事実です。

子供に迷惑はかけたくないと皆思うことですが
現実にはそうもいかないことが多いのです。

自分が年齢を重ねているという事は
親も年を重ねているという事

私自身、親が認知症なのではないかという症状が出ていますが
親戚の力も借りて何とかという状態です・・・

自宅で面倒を見るにしても
施設などに入れえるにしても
心身ともに疲弊していくし費用もかかります。

どこで自分の気持ちに折り合いをつけていくかが
非常に重要になってくることだけは確かですね

目次

• ○  最初にすべきこととは
• ○  施設に入れるとどうなる？
• ○  覚悟して・・・
• ○  まとめ

最初にすべきこととは

先ずは自分たち家族で親の面倒をみていくかどうかです。
実際に認知症が進むと・・・新しい記憶から忘れていくと言われています。

何も食べていない
ご飯を食べさせてくれない等々

お金がなくなった・・・さらに進むと暴言、暴力的な行動、徘徊

そして、家族の事さえも分からなくなります。

変わり果ててゆく親の姿を目の当たりにすることとなり
又排便などのお世話も必要になってきます。

お金も必要ですが人の手が必要です。
もちろん自宅で過ごせるのが一番だとは思いますが
難しい事も出てくると考えられます。

生活自体が変わってしまいペースが崩れてしまいますよね。

考える事は施設に入れるかどうかだと思われます。
施設に入れる決断をするまでが大変なのではないでしょうか・・・

自分が直接面倒を見ない事への罪悪感
冷静に考えて判断することが大切です。

いつ、終わるか分からない・・・それが介護です。

施設に入れるとどうなる？

先ずは介護者側の事から記しましょう。

金銭的不安はありますが介護の負担から解放されて自分の生活ペースを確保できる。
体の負担がなくなると心の安定が保てるようになります

入居金は家賃と考えると良いと思います。
全てにおいてお金がかかるという事を忘れないでほしいですね！
食べたり飲んだりすることも
洗濯、おむつを使うことも・・・
人が動くという事は人件費が発生するという事なのです。

実際に私たちが一般の生活を送るにしても
光熱費がかかり食費もかかります、お風呂に入ったり
トイレを使うのだってタダではありませんよね！

施設は24時間体制で対応してくださいますし勝手に徘徊して
外に出てしまう心配はなくなります。

介護される側の方は
環境が変わるために不安定になる方もいらっしゃいますし
思い通りならずイライラされる方、暴力的な行動を
取られる方もいらっしゃいます。

集団生活になりますから制限も・・・
もちろん身内の方々のご理解が必要になりますし
本人が理解できる状態ならばいいのですが
理解出来ない状態まで認知が進んでいるのならば
身内の方々の判断になります。

覚悟して・・・

いろんな事を考えて備える！

施設入所する方は高齢で自分の事を自分では出来なくなっている方が
多いという事実があります。

もちろん施設の方々は事故を起こさないように神経を使い
日々入居者様と接しておりますが
事故が起きてしまう事もあります。

そんな時、どうか感情的にならず冷静に対応してくださいね。

又、退去の時にもお金がかかります。
これも賃貸でお部屋を借りている時と一緒ですが
原状回復をして部屋を返すということです。
支払いたくないと文句を言う方も少なからずいらっしゃいます。

人として・・・という事ですね・・・

自宅で介護するにしても
施設を利用するにしてもお金、時間、冷静沈着な言動が
必要になってきます。

そして、根を詰めすぎず
適当に息抜きをすることが大切になってきます。

誰もが避けて通る事が出来ないのです。

まとめ

若い時には考えも及ばなかった事・・・介護

自分が面倒を見れば良いと思っていた人も多い筈
現実を突きつけられた時戸惑いも多いかもしれませんが
避ける事は出来ません。

あんなにも毅然としていた父が・・・
あんなにも優しかった母が・・・

変わってゆく姿を見るたびに愕然とする自分・・・

何もなく天命を全うできれば最高ですが
現実にはそうでもないことも多くあります。

自分との感情との戦い
そして、現実にしなければならない事の多さ

専門の方のお話を聞いたり
知識を増やしていくことも大切ですね。

何事も準備をしっかりとしておきましょう
心のゆとりを！！

どんな事もそうですが
何か事件が起きると注目を集めて悪く言われますが
ほとんどの人が一生懸命に働いていることを
お伝えして締めくくりたいと思います。

何か参考になったならば幸いです。