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2022/08/04

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「親ガチャ」「子ガチャ」「友達親子」「毒親」

最近耳にするようになった言葉に
「親ガチャ」「子ガチャ」等がありますね!

又、少し前には「友達親子」「毒親」等もあります。

今回はこれらを少し紐解いていきたいと思います。



近年SNSの普及より様々な事が表に出るようになり
今までは人の目に触れる事の無かったようなことを目にしたり
聞いたり・・・新しい言葉が次々と生まれたりしています。

コロナ禍になり今まではタブー視されていた家庭内の問題も見え隠れ
するようになってきたように思いますし
声を上げる人が多くなってきたようにも思います・・・

実は今回取り上げた物も古い時代から存在してはいたもので
時代が移り変わり、その言動に名前が付けられて認知されて
耳にする事が多くなったものの一つだと思っています。

何よりも自分がその渦に巻き込まれていたことを知り
逃れる術を探すと言うことは大切です。

目次

親ガチャ

子どもがどんな親のもとに生まれるかは選べない
家庭環境によって人生が左右されるというもののようです。

親の年収により
当たり!ハズレ!どちらでもない・・・と判断することもあるようです。

裏側には経済不安があります。
賃金の上がらない社会環境、物価上昇等が一般家庭に
かなりの打撃を与えている事

そして、どんどん嵩む教育費など
生きていく事自体がとても大変な時代だと思います。

この言葉を耳にして少し悲しい気持ちになりました。

確かにお金は生きていくのに大切です。
でも、親が与えるのはお金だけではないのです・・・

人として善悪、愛情、生きる姿勢
学ぶことは多い筈です。

多くの親は子どもには苦労はさせたくないと
汗水たらして働いていますし
髪の毛を振り乱して子育てしています。

どうか、その姿を見て恥ずかしいと思わないでください
言葉には出さなくても「誇らしい」と
心の中で思って頂けたら嬉しいです。

子ガチャ

子どもが親を選べないように
親も子どもを選ぶことは出来ません

又、「親ガチャ」に対抗して出来た言葉でもあるようです。

これも悲しい言葉だなと思います。

親は子どもが出来たと分かった時
「男の子であろうが女の子であろうが五体満足で健康であれば」と望みます。

それが身勝手なもので
つい他の子と比べてしまい
寝返りがまだ出来ないとか歩くのが遅い・・・わが子は発育が悪いのではないいか?

その身勝手な比較が子どもを追い詰めている事に気が付かない・・・

親が勝手に引いてしまったレールを走ることが本当に
子どもをためなのでしょうか?

親の夢を子どもに・・・とか
自分の言う事を聞いていれば間違いないだとか
子どもの気持ちを置き去りにしていませんか?

そして、親のルールから脱線した子どもを締め出していませんか?

今一度考えていただきたいと思います。
自分はどんな子どもだったでしょうか?

親も子どもを経験して今があるのですから

友達親子

「友達親子」この言葉も一時話題になった言葉ですね

一見とても微笑ましく思えます。
とても良い関係のように映りますね!

この関係もちゃんと子どもに対して
メリハリをつけることができたり、大人として
親として教育が出来るのであれば全く問題ないとは思います。

しかしながら子どもに嫌われたくないからという
理由だけで注意しなければならない事を注意しなかったり・・・

すると子どもは自分の要求は全て通ると勘違いし
手のつけられない状態になってしまうという悪循環を生むことになります。

友達のように何でも話せる親子を目指すのなら
親としての役目をしかりと果たして人として子どもと
しっかりと向き合って頂ければと思います。

子どもがしかりと一人の人間として自立出来るように!
親は順番でいけば寿命が短いです
何かあった時にはしっかりと立ち直れるように・・・

毒親

毒親も最近はよく聞く言葉です。

自分の親が毒親だと気が付くのは親元を離れてからだと思います。
何故なら一緒に生活をしているうちはその状態が当たり前で
気が付かない事がほとんどだから・・・

毒親にも種類があると思います。
完全に育児放棄や虐待のような状態だったり
親の考えを押しつけてその考えが1番正しいから従わせる

子どもの考えは関係ない意見は聞かない
親の敷いたレールから外れる事は許さないとか・・・

簡単に言えば自己中心で世界は自分が中心で回っていると思っているタイプです。

厄介なのが・・・自分は完璧な良い親だと信じ込んでいるので
「自分に非はない」身近な人が何を言っても通じないし
見栄っ張りの人が多く子どもは自分を飾るアクセサリーみたいな物なのです。

このタイプの毒親は子どもが大人になると子どもの方が
離れてしまう事が圧倒的に多いです。

そして、こじれてしまい修復不可能に・・・
ある意味、子どもが自己防衛してしまうということかもしれませんね。

まとめ

今回取り上げたテーマの親子関係
実は特別な事ではなく誰でも簡単に陥ってしまう可能性があります。

根底には良い親でなければならない・・・完璧でなければという思い
親に認めてもらいたい、褒めて欲しい子の思い・・・
これが上手く嚙み合わない事で起こってしまうのです。

悲しいですね。

子どもが小さい時からコミュニケーションをきちんと取るこがとでも重要で
親も人間ですから間違うこともあります。

お互いに「ありがとう」「ごめんなさい」がとても大切だということを
覚えていて頂けたら嬉しいです。

さて、自分を振り返って見たときに
今までの自分はどうでしたか?

子供として・・・親として

私自身、3人の子供を育てた母親です。
反省することも多くあります。

そして、大人になった子供達と意見の相違で口論になる事も多いです。
でも・・・ちゃんと大人になったんだなと感心してしまう事もあり
年を重ねて頭の固くなった自分に気が付く事もあります。

参考になれば幸いです。

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